我が家の教育費計画

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我が家には現在、年長の娘(5歳)と2歳児の息子がいます。

12年後、娘は大学受験に向けて必死に頑張っている頃ですね。

子どもの夢を応援できるように、教育費は計画的にためていく必要があります。

我が家は、『貯蓄型生命保険+ジュニアNISA+現金』で貯めていますので、ご紹介します。

先は長いですが、今始めることで大きな一歩になります!
一緒に頑張っていきましょう。

目次

教育費についてざっくり知ろう

まずは、子どもの学校ごとに必要なお金をざっくり確認しておきましょう。

教育費(学校+給食+習い事)でかかる支出です。

【幼稚園:3年間】

総額年間月間
公立650,000217,00018,000
私立1,585,000528,00044,000
※文部科学省「平成30年度子供の学習費調査の結果について (mext.go.jp)」を加工(1000円以下を四捨五入)して作成

娘が今の習い事を卒園まで続けたとして…
給食費 5,500円×36か月=198,000円
ピアノ 6,000円×24か月=144,000円
英会話 7,700円×12か月+教材費35,000円=127,400円
珠算  3,000円×9か月=27,000円
通信教育3,000円×24か月=67,200

総額÷36か月=563,600÷36か月=約16,000円/月
上の表を見比べてみても、同じくらい支出があると分かりました。

【小学校:6年間】

総額年間月間
公立1,927,000321,00027,000
私立9,592,0001,599,000133,000
※文部科学省「平成30年度子供の学習費調査の結果について (mext.go.jp)」を加工(1000円以下を四捨五入)して作成

【中学校:3年間】

総額年間月間
公立1,462,000487,00041,000
私立4,217,0001,406,000117,000
※文部科学省「平成30年度子供の学習費調査の結果について (mext.go.jp)」を加工(1000円以下を四捨五入)して作成

【高校:3年間】

総額年間月間
公立1,372,000457,00038,000
私立2,904,000968,00081,000
※文部科学省「平成30年度子供の学習費調査の結果について (mext.go.jp)」を加工(1000円以下を四捨五入)して作成

小学校からは、公立と私立で必要な支出が全然違う!!
どの時期にお金をかけるかしっかり考えないと…

我が家は、高校卒業までは月々のやりくりの中で支払う予定です。

なぜなら、教育費の本番は大学だからです。

【国立】※初年度

  • 入学金      282,000円
  • 授業料(年間)  535,800円
  • 初年度合計    817,800円

参考:文部科学省「(参考2)国公私立大学の授業料等の推移 (mext.go.jp)

【公立】※初年度

  • 入学金      391,305円
  • 授業料(年間)  536,363円
  • 初年度合計    927,668円

参考:文部科学省「(参考2)国公私立大学の授業料等の推移 (mext.go.jp)

【私立】※初年度

授業料入学金施設設備費合計
文系815,069225,651148,2721,188,991
理系1,136,074251,029179,1591,566,262
医歯系2,882,8941,076,278931,3674,890,539
その他969,074254,836235,7021,459,612
※文部科学省「(資料1)令和3年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について (mext.go.jp)」を加工して作成

高校までの教育費と比べてケタ違いに高いですよね!!

大学については希望する学部よって在学中の支出が随分変わってきますし、実習費等の支出も後から出てきます。

その為、大学在学中の教育費だけで総額が300万~2000万とかなり幅があります。

さらに、下宿の場合は1か月に8~10万程仕送りが必要なので、お金の心配は尽きません。

大学に入ると教育費をすべて家計でやりくりすることは難しいので貯金の出番です!!

私は、高校まで公立を想定して家計から支出、大学は私立文系(県外)を想定して高校卒業までに1人500万貯めることを目標にしています。

貯蓄型終身保険:目標200万

うちは学資保険ではなく、終身保険(15年満期)を教育費にあてようと考えています。

(夫婦名義なので)娘が生まれる前から加入し、中学3年生で満期になりますが18歳までそのまま置いておきます。

解約時に200万程になる予定です。

ちなみに、私たち夫婦は子どもは2人と考えていたので、同時に息子分も加入しております。

もし、一人っ子だったら結婚資金の援助などに使おうと思っていました。

今は保険の内容も変わっているので、加入はよく調べてからにして下さいね。

児童手当(現金):目標140万

【現金:貯蓄目標140万】

当初は『貯蓄型生命保険(200万)+現金(300万)』で貯める予定でした。

現金は「児童手当」と「お祝い等の臨時収入」で貯める!

「児童手当」は中学生までの子どもを養育している家庭が、市町村に申請することで国からもらえるお金です。

児童の年齢児童手当の額(一人あたり月額)
3歳未満一律 15,000円
3歳以上
小学校修了前
10,000円
(第3子以降15,000円)
中学生一律 10,000円
参考:内閣府「児童手当制度のご案内: 子ども・子育て本部 – 内閣府 (cao.go.jp)

・「第3子以降」とは、高校卒業まで(18歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の養育している児童のうち、3番目以降のお子様のことです。

・児童手当には所得制限があります。

誕生月によって差がありますが…児童手当だけで総額198万~209万貯まります!

申請するだけで約200万円も国からもらえるなんてスゴイ!
うちは児童手当はもともと無かったものとして子ども名義の通帳へ
祖父母からもらったお祝いやお年玉も追加で貯めてます。

でも…大学費用は高いし、県外なら仕送りも必要…
現金を貯めるだけでもいいのかな…(不安)

そして夫婦で検討した結果…「ジュニアNISA」も活用することにしました。

ジュニアNISA:目標160万

ジュニアNISAとは…

利用できる方未成年者(0歳でもOK!
非課税対象株式・投資信託等への投資から得られる
配当金・分配金や譲渡益
口座開設可能数1人1口座
非課税投資枠新規投資額で毎年80万円が上限
※繰越なし
非課税期間最長5年間
ロールオーバーによる継続保有可能
投資可能期間2023年12月末まで!
運用管理者口座開設者本人の二親等以内の親族(両親・祖父母)
払い出し18歳までは払出制限あり
※2024年以降は制限なし
※金融庁「ジュニアNISAの概要 : 金融庁 (fsa.go.jp)」を参考に加工して作成

非課税で資産運用できる制度で、今から始めると積み立てられるのは2022年と2023年の2年間だけ。

今年から始めたとしても投資額は2年間で最大160万円です。

非課税で運用できることが大きなメリットですが、これまでは18歳までの払出に制限がありました。

しかし、2024年以降は払い出しの制限がなくなる為、必要な時期におろすことが出来ます。

すぐに必要がない場合は、ロールオーバーの手続きをすることで18歳まで持ち続けることも出来る為、以前よりも柔軟に運用できる印象です。

もちろん、通常の定期預金と違い、投資には元本割れのリスクがあります。

いずれ必要になる大切な教育費なので、ジュニアNISAを開始する前に本当に必要なのか検討する必要があります。

我が家も悩んだ末、投資信託(インデックス)を購入しました。

投資は上がり下がりがあります。原本割れのリスクも…
我が家も決断までに時間がかかりました。

まとめ

今日はこれから必要な教育費と、我が家の現在の教育費計画をご紹介しました。

娘が生まれたころは、現金と貯蓄型保険で教育費を貯める予定だした。

現在は、ジュニアNISAの活用も開始し「現金+保険+投資」の3つで備えることになりました。

私としては何か1つで備えるよりもリスク分散になっていると思っています。

また今後も、使いやすい制度や、有効だと思う手段が出てきた時にはその都度見直していきたいです。

それでは、またお会いしましょう♪

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