習い事の定番と言えば「ピアノ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
TVやネット様々なメディアで「ピアノ」は脳の発達にも良い効果があると言われてますよね。
ピアノの効果として紹介されていることは…
・HQ(人間性知能)が上がる
・集中力がつく
・記憶力が上がる
・リズム感が良くなる
・努力する習慣が身に着く
・自己肯定感が上がる
以上のことが多いと思います。
また、効果と同時に気になるのが「ピアノは何歳から始めると効果的なの?」ということだと思います。
それぞれの項目について、自身の経験を通して紹介します。
★ピアノを習いたい・習わせたいけど悩んでいる方はこちら★
目次から興味のある項目へとぶことも出来ますよ♪
ピアノを弾くことで得られる効果
HQ(人間性知能)が上がる
脳科学者・澤口俊之先生によると、「HQ」とは「人間性知能」のことです。
「人間性知能」は人間らしい人生を送る為の脳力と言われており、具体的には次のような力と言われています。
・夢や目的に向かって適切に行動できる力
・理性、思いやり、協調性を身につけて生活する力
HQについてどう思いましたか?私は…
子どもが豊かな人生を送る為に、身につけさせてやりたいと思っていたことが言語化されている!!
と、驚きました。
我が子の名前を付ける時、どんなことを願いながら名前をつけましたか?
「優しい子になってほしい」
「人との出会いに恵まれますように」
「夢に向かってすすんでいけますように」等など
子どもの人生が豊かになるように願いを込め、我が子に送ったと思います。
私たちが本能的に「こういう人であったら幸せになれる」と思っていたことが、HQとして表現されているんですね。
では、なぜピアノを弾くとHQが向上するのでしょうか?
【ピアノは演奏する時】
脳は…楽譜を一時的に覚える
目は…楽譜を追っているが、手の動きよりも少し先の楽譜を読んでいる
手は…楽譜に沿って右手と左手がそれぞれ違う動きをする
以上のことを同時に行います。
想像するだけでも、ピアノを演奏すること自体が脳をフル回転させる高度な行為ということが分かると思います。
脳をしっかり使う行為を継続することで、脳の発達を促すことが出来るということですね
さらに、娘の練習方法を見ていて驚いたのが、練習曲を弾きながらいつも歌っているのです。
ピアノを弾きながら、音符の名前(四分音符など)、リズム、音階、歌詞を口ずさんいます。
先生や取り組んでいる教本によって、練習方法は違うと思いますが、娘が切り替えながら練習している姿を見て…
これは、かなり頭使ってるわ!!
と、妙に納得してしまいました。
集中力がつく
ピアノを弾くために、座って練習に取り組むというだけでも小さい子供にとっては大変なことですよね。
さらに楽譜に沿って、音・リズム・テンポに注意しながら左右の指を動かして最後まで演奏するという為には、かなりの集中力が必要です。
集中力が切れてしまうとミスに繋がってしまいますよね。
さらに自宅だけではなく、ピアノの先生の前で、発表会の時には大勢のお客さんの前で演奏する必要があります。
様々なプレッシャーを感じながら、平常心を保って一曲を弾ききる。
ピアノをすると集中力がつくというのも納得です。
記憶力が上がる
ピアノの練習を継続することで、脳の中にある「海馬」といわれる部分が発達すると言われています。
海馬は、情報を統括して、必要なものを保存する機能を持っています。
つまり、記憶と大きく関わる部分です。
海馬が発達することで、記憶力が上がるというのも頷けます。
リズム感が良くなる
演奏する中でテンポやリズムはとても重要ですよね。
音符には決められた長さがあります。(例)♩=タン、♫=タタ 等
幼児さんの場合は、音符を見ながら手を叩いてリズムを感じる練習をすることが多いですね。
また、右手と左手でリズムが違うことも多く、違うリズムを同時に表現しなくてはいけません。
常にリズムを感じることで、自然とリズムをとることが上手くなります。
また、娘を見ていて感じたのは「言語にもリズムがある」ということです。
英会話教室で、先生が単語や文章を英語で話し、生徒が真似をすることがあるようです。
ある日、先生から「発音やイントネーションを真似るのが上手だった」と褒めていただきました。
もしかしてピアノしてます?
ピアノしてる子は上手いんですよ。
ピアノ習ってる子「あるある」なのかな!?
と言われたのには驚きました。
リズム感は運動にも必要と言われていますし、鍛えておいてデメリットはなさそうですね。
努力する習慣が身につく
これまでの項目でも書きましたが、ピアノ演奏は脳をフル回転させる必要がある高度な行為です。
上達の為には、日々の地道な練習が欠かせません。
ピアノが上達したということは、努力してきたという証だと思います。
そしてピアノの良いところは「努力しただけ得られるものがある」ということではないでしょうか。
HQの向上は人生を豊かに。
集中力・記憶力は学習能力の向上に。
リズム感は音楽だけではなく運動や言語にも繋がり。
努力しただけ得られるものがある!
「高度な行為」とか「努力」と書くと、必死に練習しているイメージを持つ方もいるかもしれません。
特別な目的(結婚式で花嫁の為にサプライズ演奏するとか?)がない場合は、いきなり難しい曲に挑戦する方は少ないと思います。
まずは、年齢やレベルにあった課題に取り組みます。
少し努力したことが達成できると「楽しい」ですね。
ピアノにはたくさんの効果がありますが、何よりも「楽しく」続けられる習い事ということが一番の魅力です。
そして、続けるということでいつの間にか「努力する習慣がついている」というのが良いですよね♪
自己肯定感があがる
娘がピアノを習う中で、私が一番感謝していることが「自己肯定感があがる」ということです。
ピアノはすぐに上達はしません。
覚えることも多く、毎日練習することも子どもにとっては大変なことです。
頑張っているのに、思っているように指が動いてくれません。
でも、少しずつですが毎日上達しているんです。
昨日つまって弾けなかったところが、今日はぎこちなくても指が動く、明日はもっとスムーズになっているかも。
そして毎日の積み重ねの結果、ピアノ教室で「合格」を貰う。
そして、また上手く弾けない、思っているように指が動かない、に戻る。
それを繰り返しているうちに娘は精神的に強くなってきたと思います。
最近、ピアノの練習が楽しそうだね。
上手くできないと泣いちゃうんだけど…
先生に行くまでに出来ると思う。
娘ちゃんピアノ得意かもしれない。
娘は決して、人より速く上達している訳ではありません。
でも、2年間ピアノを続けてきた経験から「今は出来なくても、私なら出来る」「私はピアノ得意」と自信に繋がっていたのです。
この成長は親として本当に嬉しかったです。
私がピアノをお勧めする一番の理由です。
ピアノを始める年齢
ピアノを始める年齢は悩みますよね。
娘が習い始めたのが4歳3ヵ月の時でしたが、先生からの指示をなんとか理解出来てるという感じでした。
3歳だと少し難しかっただろうと思います。
5歳ごろになると、先生の指示もほぼ理解していたので、練習がスムーズになってきました。
なので早くても4歳くらいが良いと思います。
ただ、それより小さい年齢でも音楽教室のリトミックなどで音楽を楽しむことは出来ると思います。
「HQを高める」ということが目的であれば、5歳頃~遅くても8歳までには始めるのが最も良いようです。
ただ、大人になってからでもある程度効果があると言われていますのでご安心ください。
まとめ
ピアノをすることでの効果として、①HQ(人間性知能)が上がる②集中力がつく③記憶力が上がる④リズム感が良くなる⑤努力する習慣が身につく⑥自己肯定感があがる等があげられます。
ピアノを演奏することは、頭・目・手を同時に使う高度な行為のため、継続することで様々な効果があることは納得できますね。
HQをより高めたい場合は8歳までに始めると良いようです。
私は、娘に当てはめて考えても納得できることばかりで、やらせてあげて良かったと思います。
お子様がピアノに興味を持った時に参考にしていただけると嬉しいです。
また、HQの向上にはピアノが最も有効と言われていますが、サッカーやそろばんでも効果はあるようです。
お子様の好きなことや興味に寄り添った選択をしてあげたいですね。
少しでも参考になれば嬉しいです♪
では、またお会いしましょう♪
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